アルファール
FGPoWの1つ米農から引き抜かれたアメリカの人間でスペルはAlfarである。
米農管をはじめとする管理系業者と手を組んでいろいろやっているが、何故彼はNTGにいるのだろうか?
そもそも何故彼は米農と関わりを持ったのか?
それは今年の2月頃まで遡る。
その頃はもうFGPoWのうち3つは架幽との連携から離れ黒豹の元についており、残りは中情と米農だけになっていた。
そんな中黒豹が3つのPoWの代表として、米農との交渉という事になったのだ。
交渉の内容は米農の立場をどうするかということ。
当然米農は黒豹相手では歯が立たないと踏んだ。そこで米農は苦肉の策として評判の高かったアルファールを交渉の代理人に立てることにした。
黒豹の希望は架幽側から中立へ移動させようという働き、対して米農は、黒豹とあわよくば他のPoWについても架幽側に移動させられれば御の字といったところだっただろう。
お互いの力の差はほとんど無いため、交渉は難航。
さすがに黒豹もアルファールを手ごわいと感じたため、まず個人的にアルファールを米農から引き抜くという手段を取らざるを得なかった。
その時に米農は架幽側にいても構わないという条件をつけた。
だがアルファールを失った米農は脆く、再度の交渉によって架幽側から中立側へと移動させた。
このようなエピソードでアルファールは黒豹につき、共にNTGに引き抜かれたのだ。
架幽によって利用され、黒豹によって引き抜かれ、彼は各地を転々としてきた。この事をどう思っているのかはよくわからない
だが各地を転々とし、様々な視点から物を見てきた彼だからこそ、これから何か起こった時のキーパーソンとなるかもしれない